学校ブログ

NEW 2学期の教育活動開始!(With コロナ) 

 2学期が始まり、早いもので3週間が経ちました。

 コロナ感染症の拡大を受け、8月27日から緊急事態宣言対象地区となり、教育活動も制限を受けています。中学校の部活は、期間中中止。宿泊学習など泊を伴う行事は延期等、市教委からの指示や感染状況を見極めつつ、できる活動から先に進めるようにしています。小規模校の利点を生かし、増幌小中らしい活動を考え工夫していきたいと思います。

 今月は、14日に市教委による「端末機導入授業」の視察や27日稚内市教育研究会研究大会を予定しています。子ども達の学習の様子を見ていただく機会と捉え、「主体的で対話的な深い学び」を追求した授業を公開し、広くたくさんの意見をいただきながら、授業改善へとつなげたいと考えます。

 

キラキラ 2年ぶりの運動会!!「一心同体」

 7月18日(日)に2年ぶりの運動会を開催することができました。1週間くらい前から晴天が続き、雨で延期の心配はなかったものの、この日も晴天となり暑さとの闘いとなりました。コロナウイルス感染予防対策と熱中症予防対策の両方に気を付けながらの実施でした。

 子どもたちは、暑い中でしたが、これまでの練習の成果を発揮しようと、いつも以上に頑張る姿が随所で見られました。入場行進から始まり、開会式、ラジオ体操とプログラムが進んでいきました。

 

 

 

小学生の徒競走第1組は、2年生と3年生の対決でした。2年生が10mハンデをもらいスタート、3年生が追い上げましたが、抜くことはできませんでした。第2組は、5年生同士の対決。最後の最後までせり合い、ゴール寸前で勝敗が決まりました。中学生の徒競走第1組は女子、第2組は男子の対決でした。どちらも、迫力ある走りっぷりで、思わず大きな声で応援したくなりました。

 

 

 今年の執行部種目は、「キャッチボールリレー」チーム全員でソフトボールをキャッチボールでつなぎ、ゴールを目指します。「小学生にいかに優しく投げてキャッチしてもらうか」「中学生同士でどこまで距離をかせげるか」など、チームで何度も作戦を立て、練習し、そして反省会議。ボールを落としてしまうとやり直しになるので、失敗をしない作戦を選択するか、多少リスクがあっても距離をかせぐ作戦を選択するかで勝敗が決まったように感じます。当日は、白組が短い距離の積み重ねで失敗しない作戦を選び、勝利しました。

 

 

 小学運命走は、「今日のラッキーさんはだれ」でした。「①ラッキーじゃんけん」は、校長先生にじゃんけんで勝ったらスタート。1回目のじゃんけんで、3年生が一人だけ勝ちスタートしました。2回目のじゃんけんでは、だれも勝てずにその場で3回回って走り始めました。「②ラッキーナンバー」は、カードを拾い、「0」だったらラッキーでそのまま走ります。「6」だったら、玉入れの玉を6個拾って走ります。「③ラッキーカラー」は、箱の中から、玉を取り出し自分の組の色が出たら走ります。「④ラッキーロープ」は、段ボールに通したひもを引っ張り、全部抜いたら走ります。1本だけ、とても短いひもがあります。「⑤ラッキーカード」は、パン食い競争でした。全員ゴールしてからパンの袋の中にラッキーカードが入っていたら、今日のラッキーさんです。そして、一番最後にゴールした2年生が「ラッキーさん」でした。残り物には福があるのですね。

 

 

 

 

 

 

 中学「運命走2021」は、①じゃんけん②玉入れ③麻袋ジャンプ④ピンポン玉運び⑤借り人競走でした。最初のじゃんけんは、すんなりスタートできたのですが、2つ目の玉入れで苦戦!!なかなか入らずそこから先に進めません。ようやく玉入れをクリアした人から麻袋ジャンプへ。「ここが一番のシャッターチャンスです」というアナウンスも入り、会場に笑いが!!次のピンポン玉運びは、風でピンポン玉が飛ぶのではないかと心配しましたが、わりと楽勝のようでした。最後の借り人は「めがねが似合う人」や「誠実そうな人」などが書いてあり、特に「頭がよさそうな人」に選ばれた保護者さんがとてもよいリアクションで走って下さいました。楽しく盛り上げていただき、ありがとうございます。

 

 団体競技は、「大玉大作戦」と「親子玉入れ」、「紅白リレー」でした。大玉大作戦は、まず竹の棒で大玉をはさみ二人で運びます。紅組は、二人が横に並びコーンを回り、白組は二人が縦に並びコーンを回るなど、それぞれ作戦を立てて挑みました。横並び作戦が功を奏し、紅組優勢でしたが、最後のタイヤに載せて大玉を運ぶ時に、紅組にトラブルが発生し、白組が逆転勝利となりました。やっぱり勝負は最後までわからないものですね。続いて紅白玉入れは、1本目が子どものみで紅組の勝利、2本目は保護者・教職員も入り、白組の勝利となり引き分けました。「紅白リレー」は、中学生からスタートし、小学生へバトンが渡されました。紅組が追い付こうと頑張って走りましたが、小学生から中学生へバトンタッチされても、白組が最初のリードを保ったままゴールでした。

 

 

 

 グラウンドでの競技を終了し、体育館へ移動。子ども達が2年ぶりに「一輪車」を見てほしいと「let's チャレンジ」の時間を利用して練習を積み重ね、保護者の前で披露しました。個人技や団体技など約15分くらいの演技となりました。みんな緊張した面持ちでしたが、練習の成果を発揮できました。保護者のみなさんから大きな拍手をいただきました。そのまま体育館で「閉会式」。今年の優勝は白組となりました。団体種目の勝利が大きく、大差をつけての勝利となりました。生徒会長のあいさつは、2年ぶりの運動会ということもあり、テーマ「一心同体」の通りに練習を重ねてきたことや中学校最後の運動会を終えた気持ちをしっかりと伝える素晴らしい内容でした。

 

 

みなさんお疲れ様でした。また、この経験を次の活動へと生かしていきましょう。

 

グループ 参観日&懇談会開催

 本日は、参観日でした。緊急事態宣言が解除され、やっと保護者の皆様に子どもたちの様子を見ていただくことができました。小規模校の強みで、保護者が来校されても教室内が密にならず、感染対策もしっかりと行い実施いたしました。

小学2・3年生は、国語「言葉の仲間分け」と「漢字の仲間分け」の学習をしていました。2年生は、タブレットを使ってクイズを考えていました。ローマ字に興味がわいてきているので、キーボードと格闘していました。3年生は、辞書を引きながら、短冊に書いて仲間分けをする準備をしていました。

 

 

 

 

 

 

 

小学5年生は算数「合同な図形」の学習を見ていただきました。久々の参観日とあって、ちょっぴり緊張ぎみの子どもたち。いつもより大人しかった?ような気がします。合同な三角形の書き方を使って、合同な平行四辺形の書き方を考える学習でした。「三角形の時にこうだったから、こうしたら書ける」と何通りかの考えを二人で出し合っていました。

 

中学1年生は、英語「過去形」の学習をしていました。昨日の夕飯に何を食べたかを例文を元に話す学習では、参観していたお母さんに「何を食べたか」を確認する場面もありました。先生のジョークもあり教室がリラックスした雰囲気の中で、英語での会話を楽しんでいました。

中学2年生は、国語「盆土産」の授業でした。物語の導入部分であらすじを捉える学習で、二人とも的確に答えていました。

中学3年生は、社会(公民)「きまりをつくる目的と方法」でした。マンションの管理人としてトラブルの解決方法を考える学習でした。大人では考えつかないような解決策を答え、先生も保護者もびっくりしていました。

さすが中学生は、いつも通りに平然と学習に取り組んでおり、さすがだなという雰囲気を醸し出していました。(内心は、わかりませんが。)

 

授業のあとは、体育館で全体懇談会を開き、学校経営についてや1学期の子どもたちの様子をお伝えしました。「9名だからこそできること」を常に考え、工夫した学校教育を進めていきたいと思います。

ご参観いただきありがとうございました。

晴れ 夏到来!!

 最北の地稚内にも、夏が来ました。今日は、朝からセミの声が響き、よく耳を澄ますと数種類のセミの声が合唱しています。時折、カッコウの声も聞こえてきます。托卵の時期なのでしょうか。

 天気がよいと朝の子どもたちの挨拶の声も、一段と大きくなり気持ちがよいです。小学生は、毎朝、畑とビニールハウスの植物に水やりもわすれません。この光景も夏の一コマです。

 コロナウイルス感染症拡大に伴う緊急事態宣言下のため、ほとんどの学校行事や地域行事が延期や中止になり、小学校も中学校も、6月は集中して学習に取り組んでいます。特に中学生は、6月下旬に予定されている「期末テスト」へ向けての準備が始まっています。放課後は中体連へ向けて、いつもより短い時間ではありますが部活の練習もあるので、勉強と部活をどう両立していくかが課題のようです。自分で計画を立てしっかりと取り組んでくれることを期待しています。

 先日、勤労体験で「資源回収」を行いました。縦割り班で活動をしてきました。みんな真面目に働く姿に感心させられます。小学生が中学生の指示に従って協力することも、中学生が小学生の面倒を見ながら活動することもどちらもできていました。本当に仲の良い子ども達です。

開会式

 

期待・ワクワク 「いい季節です!」

 この1週間(5月17日~21日)は、とても気持ちのよい天気が続き、小学校も中学校も外での活動が多くなりました。コロナウイルス感染拡大のため、北海道にも緊急事態宣言が出され、感染対策をしながらできる活動に限られてしまいますが、子ども達は、元気に生活をしています。

 先日5月9日(日)に「グラウンド石拾い・環境整備」を行いました。保護者・教職員、そして子ども達も参加して、運動会へ向けてのグラウンド整備とビニールハウスつくりをしました。運動会へ向けて本格的に練習を始めようと思っていましたが、緊急事態宣言発令のため、「運動会」は7月へ延期することにいたしました。一日も早く収束することを祈るのみです。参加していただいたPTAの皆様、ありがとうございました。

 学校の周辺の草花がきれいに咲き、気温も上がったので外の池に金魚を放しました。

 出来上がったビニールハウスは、小学生が理科の学習で使います。観察に必要な植物を植えていく予定です。総合の時間には、子ども達で何を植えるかを話し合い、先日は、ハウスの横の畑にじゃがいもを植えました。観察をしたり、調べ学習をしたり、秋には収穫をして、自然の恵みを体感していきます。今から楽しみですね。でも、毎日の水やり当番を忘れずに頑張って下さい。

 中学生は、体育の時間に短距離走やリレーの学習をしました。人数が少ないので、先生方も一緒にリレーをして大いに盛り上がっていました。運動会は延期ですが、「体力測定」もありますので、天気の良い日は外での活動をたくさんしてほしいと思います。北海道の夏は短いですので。