2年ぶりの運動会!!「一心同体」
7月18日(日)に2年ぶりの運動会を開催することができました。1週間くらい前から晴天が続き、雨で延期の心配はなかったものの、この日も晴天となり暑さとの闘いとなりました。コロナウイルス感染予防対策と熱中症予防対策の両方に気を付けながらの実施でした。
子どもたちは、暑い中でしたが、これまでの練習の成果を発揮しようと、いつも以上に頑張る姿が随所で見られました。入場行進から始まり、開会式、ラジオ体操とプログラムが進んでいきました。
小学生の徒競走第1組は、2年生と3年生の対決でした。2年生が10mハンデをもらいスタート、3年生が追い上げましたが、抜くことはできませんでした。第2組は、5年生同士の対決。最後の最後までせり合い、ゴール寸前で勝敗が決まりました。中学生の徒競走第1組は女子、第2組は男子の対決でした。どちらも、迫力ある走りっぷりで、思わず大きな声で応援したくなりました。
今年の執行部種目は、「キャッチボールリレー」チーム全員でソフトボールをキャッチボールでつなぎ、ゴールを目指します。「小学生にいかに優しく投げてキャッチしてもらうか」「中学生同士でどこまで距離をかせげるか」など、チームで何度も作戦を立て、練習し、そして反省会議。ボールを落としてしまうとやり直しになるので、失敗をしない作戦を選択するか、多少リスクがあっても距離をかせぐ作戦を選択するかで勝敗が決まったように感じます。当日は、白組が短い距離の積み重ねで失敗しない作戦を選び、勝利しました。
小学運命走は、「今日のラッキーさんはだれ」でした。「①ラッキーじゃんけん」は、校長先生にじゃんけんで勝ったらスタート。1回目のじゃんけんで、3年生が一人だけ勝ちスタートしました。2回目のじゃんけんでは、だれも勝てずにその場で3回回って走り始めました。「②ラッキーナンバー」は、カードを拾い、「0」だったらラッキーでそのまま走ります。「6」だったら、玉入れの玉を6個拾って走ります。「③ラッキーカラー」は、箱の中から、玉を取り出し自分の組の色が出たら走ります。「④ラッキーロープ」は、段ボールに通したひもを引っ張り、全部抜いたら走ります。1本だけ、とても短いひもがあります。「⑤ラッキーカード」は、パン食い競争でした。全員ゴールしてからパンの袋の中にラッキーカードが入っていたら、今日のラッキーさんです。そして、一番最後にゴールした2年生が「ラッキーさん」でした。残り物には福があるのですね。
中学「運命走2021」は、①じゃんけん②玉入れ③麻袋ジャンプ④ピンポン玉運び⑤借り人競走でした。最初のじゃんけんは、すんなりスタートできたのですが、2つ目の玉入れで苦戦!!なかなか入らずそこから先に進めません。ようやく玉入れをクリアした人から麻袋ジャンプへ。「ここが一番のシャッターチャンスです」というアナウンスも入り、会場に笑いが!!次のピンポン玉運びは、風でピンポン玉が飛ぶのではないかと心配しましたが、わりと楽勝のようでした。最後の借り人は「めがねが似合う人」や「誠実そうな人」などが書いてあり、特に「頭がよさそうな人」に選ばれた保護者さんがとてもよいリアクションで走って下さいました。楽しく盛り上げていただき、ありがとうございます。
団体競技は、「大玉大作戦」と「親子玉入れ」、「紅白リレー」でした。大玉大作戦は、まず竹の棒で大玉をはさみ二人で運びます。紅組は、二人が横に並びコーンを回り、白組は二人が縦に並びコーンを回るなど、それぞれ作戦を立てて挑みました。横並び作戦が功を奏し、紅組優勢でしたが、最後のタイヤに載せて大玉を運ぶ時に、紅組にトラブルが発生し、白組が逆転勝利となりました。やっぱり勝負は最後までわからないものですね。続いて紅白玉入れは、1本目が子どものみで紅組の勝利、2本目は保護者・教職員も入り、白組の勝利となり引き分けました。「紅白リレー」は、中学生からスタートし、小学生へバトンが渡されました。紅組が追い付こうと頑張って走りましたが、小学生から中学生へバトンタッチされても、白組が最初のリードを保ったままゴールでした。
グラウンドでの競技を終了し、体育館へ移動。子ども達が2年ぶりに「一輪車」を見てほしいと「let's チャレンジ」の時間を利用して練習を積み重ね、保護者の前で披露しました。個人技や団体技など約15分くらいの演技となりました。みんな緊張した面持ちでしたが、練習の成果を発揮できました。保護者のみなさんから大きな拍手をいただきました。そのまま体育館で「閉会式」。今年の優勝は白組となりました。団体種目の勝利が大きく、大差をつけての勝利となりました。生徒会長のあいさつは、2年ぶりの運動会ということもあり、テーマ「一心同体」の通りに練習を重ねてきたことや中学校最後の運動会を終えた気持ちをしっかりと伝える素晴らしい内容でした。
みなさんお疲れ様でした。また、この経験を次の活動へと生かしていきましょう。