2021年10月の記事一覧

音楽 第40回 文化祭 「9人以上の輝き!!」

 10月24日(日)に第40回 文化祭を開催することができました。コロナ感染予防の対策のため、参観者を保護者と祖父母に限定し、開催時間も短縮しての開催でした。

 全校児童・生徒9人で、劇・合唱・ソーランの練習に励んできました。「9人だからしょぼいじゃん」なんて言わせないという子供たちの強い思いが、当日の発表にしっかりと現れ、「9人以上の輝き!!」を見せました。

「開会の言葉」は小学低学年の二人が務め、各部門リーダーにインタビュー形式で「見どころ」を話してもらいました。

 劇は、小学校が4人で、中学校が5人でそれぞれ演じましたので、一人一人の役割、特にセリフの数がいつもの倍以上になりました。最初は、セリフを覚えるだけでとても苦労していましたが、セリフを覚えてからは、よりよい劇になるようにと、どんどん自分たちで工夫をし、アドリブも飛び出すくらいにまで仕上がりました。本番ものびのびと楽しく演じる子ども達を見ていた祖父母からは、「今の子どもたちはすごいなあ。」「おれたちの子ども時代とは、まったく違う。」と感心していました。

小学校劇「if~もしも願いがかなうなら~」より

※ 劇中曲「世界のやくそく」

中学校劇「ハンバーガーショップの野望」は、ギャグコント劇。会場が笑い声でいっぱいになりました。

 

 全校合唱も9人とは思えない声が出ていて、小学生の子供らしい声と中学生の大人っぽい声が、うまくハーモニーとなって披露することができました。「みんなが声を出す」という信頼感があるからこそ、一人一人が大きな声を出せるのです。練習以上の声とハーモニーでこれまでで一番の歌声でした。

 全校ソーランも、9人の動きがぴったりときまり、ひとつの大きな塊のような踊りとなりました。コロナ感染予防のために大きな掛け声は出せませんでしたが、迫力のあるソーランになりました。小学2年生から中学3年生までが一緒に踊るのですから、揃えるのも大変だったと思います。リーダーを中心に工夫して練習を重ねここでも「9人以上の輝き」を見せた子ども達でした。

 

 

 小さな学校だからこそ「一人一人が輝きをみせた文化祭」でした。

 

児童生徒会会長「お礼の言葉」より 

グループ 稚内市教育研究大会 増幌中学校会場

 9月27日(月)に稚内市教育研究大会授業公開をここ増幌中学校で開催いたしました。本来であれば昨年度の宗谷管内教育研究大会の会場校でしたが、コロナ感染症拡大により今年度に延期しておりました。しかしながら、感染症が収まらず今年度も管内大会は中止の決定となりました。

 これまで校内で「主体的・対話的で深い学び」についての研修を深めてまいりましたので、せめて市内に限定しての授業公開に踏み切りました。今回は中学校2年生の理科の授業でしたので、市内中学校理科の先生に授業を参観していただき、研究協議の中でたくさんのご意見をいただきました。

 今回の研究会の開催に当たり、助言者として北海道科学大学 全学共通教育学部教授 金澤 昭良 様にお願いをしました。授業前の指導案検討から熱心にご指導いただきました。当日も子どもたちの学びに向かう姿、授業者の指導への思いをくみ取っていただいたご助言に感銘を受けました。授業者はもちろん、一緒に研修を進めてきた教職員一同、これまでの成果を踏み台に、今回皆様にご指導いただいた課題を解決すべく全校一丸となって、さらに研修を深めて参ります。

 11月29日(金)には、増幌小学校2・3年生の算数を稚内市複式教育研究大会として、授業を公開する予定です。