第40回 文化祭 「9人以上の輝き!!」
10月24日(日)に第40回 文化祭を開催することができました。コロナ感染予防の対策のため、参観者を保護者と祖父母に限定し、開催時間も短縮しての開催でした。
全校児童・生徒9人で、劇・合唱・ソーランの練習に励んできました。「9人だからしょぼいじゃん」なんて言わせないという子供たちの強い思いが、当日の発表にしっかりと現れ、「9人以上の輝き!!」を見せました。
「開会の言葉」は小学低学年の二人が務め、各部門リーダーにインタビュー形式で「見どころ」を話してもらいました。
劇は、小学校が4人で、中学校が5人でそれぞれ演じましたので、一人一人の役割、特にセリフの数がいつもの倍以上になりました。最初は、セリフを覚えるだけでとても苦労していましたが、セリフを覚えてからは、よりよい劇になるようにと、どんどん自分たちで工夫をし、アドリブも飛び出すくらいにまで仕上がりました。本番ものびのびと楽しく演じる子ども達を見ていた祖父母からは、「今の子どもたちはすごいなあ。」「おれたちの子ども時代とは、まったく違う。」と感心していました。
小学校劇「if~もしも願いがかなうなら~」より
※ 劇中曲「世界のやくそく」
中学校劇「ハンバーガーショップの野望」は、ギャグコント劇。会場が笑い声でいっぱいになりました。
全校合唱も9人とは思えない声が出ていて、小学生の子供らしい声と中学生の大人っぽい声が、うまくハーモニーとなって披露することができました。「みんなが声を出す」という信頼感があるからこそ、一人一人が大きな声を出せるのです。練習以上の声とハーモニーでこれまでで一番の歌声でした。
全校ソーランも、9人の動きがぴったりときまり、ひとつの大きな塊のような踊りとなりました。コロナ感染予防のために大きな掛け声は出せませんでしたが、迫力のあるソーランになりました。小学2年生から中学3年生までが一緒に踊るのですから、揃えるのも大変だったと思います。リーダーを中心に工夫して練習を重ねここでも「9人以上の輝き」を見せた子ども達でした。
小さな学校だからこそ「一人一人が輝きをみせた文化祭」でした。
児童生徒会会長「お礼の言葉」より